俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 最終章The Final』(公開中)の撮影の日々をつづったメイキング映像「Road To Kenshin~スペシャルエディション~」が21日、解禁になった。
本作では、志々雄真実(藤原竜也)との死闘の後、神谷道場で平和に過ごした剣心たちに突如として攻撃が開始され、明かされなかった剣心の過去と消えることのない十字傷への謎につながる。原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースとした縁(新田真剣佑)とのクライマックスが描かれる『The Final』、剣心が過去を語る「追憶篇」がベースとなる『The Beginning』(6月4日公開)の2部作で描かれる。
映像では、2018年11月のクランクイン時、撮影の2ヶ月前から開始した佐藤のトレーニングの様子。さらに、新田、江口洋介(斎藤一役)、伊勢谷友介(四乃森蒼紫役)、土屋太鳳(巻町操役)らも映し出されるなど『るろうに剣心』オールスターズが撮影に合流。
また、過去のシリーズでも披露された剣心の屋根走りや代名詞のドリフトシーンは、佐藤だけでなく、スタッフ全員がさらにアップグレードさせようとひたむきにトライする姿も捉えられている。
そして、クライマックの剣心VS縁のアクションについて佐藤は「(殺陣の)手数が多すぎて覚えられないのよ。多すぎることで、練習して覚えても無駄だという判断。テストでいう一夜漬け的な手法ですよ。ガッと覚えて、ガッとやって、終わったら忘れて次のをガッと覚えるというような繰り返し」とハードな撮影だったと振り返る。
新田は「なんとか乗り越えられたシーンでしたね。何日も続いて、身体も悲鳴をあげていましたけど、剣心とぶつかり合うシーンはぜひ見てもらいたいですね」と胸を張った。