4点を追うNTTドコモレッドハリケーンズボールのラインアウトとなったところでスタジアムにホーンが鳴り響いた。🏉
NTTドコモからすると絶好のチャンスではあるもののラストワンプレーとなり “絶体絶命のチャンス” と言った方がよいだろう。🏉
ペレナラ選手はこの状況になっても笑顔を絶やさない強い胆力の持ち主だ。🏉
しかし、ラストプレイを楽しみにしていたペレナラ選手はマーティー・バンクス選手と共に交代を告げられたのだった。🏉
こんな時でもペレナラ選手はファンへの感謝の気持ちを忘れることはなくお辞儀をして冷静な対応を見せた。🏉
ラストプレーということもあり最後までNTTドコモのメンバーと一緒に気持ちで戦いたかったペレナラ選手は、チームエリアへは戻らずタッチラインを出たところで戦況を見守ることにした。🏉
NTTドコモは怒涛のように攻めるが、トヨタ自動車の最後の力を振り絞ったディフェンスに風穴を開けることができず、ノットリリースザボールのペナルティを犯してしまいほぼ万事休すとなった。🏉
NTTドコモにペナルティが取られるのを見届けたペレナラ選手は、さすがに敗戦を覚悟したのかトヨタ自動車のウィリー・ルルー選手に感謝のハグをした。🏉
そして、ライオネル・クロニエ選手がタッチキックを成功させた瞬間、ペレナラ選手のジャパントップリーグでの全ての戦いにピリオドが打たれた。🏉
これがトップリーグでの最後の試合だと決めていたペレナラ選手は、敗者の悔しさはあっただろうが、一年間の日本でのチャレンジの集大成にふさわしい一戦だったことから、今の充実した瞬間をかみしめるかのように両軍入り混じった中で各選手とノーサイドの儀式を行った。🏉
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