春高バレー宮城県大会は10月26日、決勝を迎えます。25日は準々決勝と準決勝が行われ、決勝に進む男女それぞれ2チームが決定しました。
男子準々決勝では第2シード仙台商業と東陵が対戦しました。第1セットを取った仙台商業でしたが、第2セットは東陵がリードする展開。仙台商業のキャプテン進藤大翔選手のスパイクも相手のブロックに遭い、第2セットは東陵が奪います。
迎えた最終セット。序盤は2年生エース高橋伶選手(※高の字は“はしごだか”)のスパイクなどで仙台商業がリードしますが、流れは次第に、東陵へ。東陵のキャプテン多田一成選手が得点を量産。東陵がマッチポイントを奪います。そして…
フルセットまでもつれる激闘の末、東陵が逆転勝利。仙台商業は18年続いていた決勝進出を逃しました。
仙台商業 進藤大翔主将(3年)
「目標としていた優勝が果たせなくてとても悔しいです。(3年間)明るいバレー、仙商バレーができて本当によかった」
東陵は準決勝で第3シード古川工業と対戦。こちらもフルセットにもつれる接戦となりますが、東陵が古川工業を振り切り、初の決勝進出です!
東陵 多田一成主将(3年)
「とりあえず勝ててうれしかった。初めての決勝なので悔いなくプレーしたい」
第一シード東北は仙台大明成と対戦。キャプテン瀬川桜輝選手が多彩なトスワークで相手を翻弄。ストレート勝ちで決勝進出です。
一方、女子準決勝では第1シード古川学園と第2シード利府が決勝に駒を進めています。
その結果、26日の決勝は男子が東北対東陵、女子が古川学園対利府の組み合わせとなりました。